CATIA V5を使い倒す勘所:第1回:既導入機能の活用

2019-4-17

今月から、まだ何回の連載になるかは予想できませんが、”CATIA V5を使い倒す勘所”シリーズを掲載します。
当社よりCATIAをご購入いただいたお客様も、すでに10年以上お使いいただいているお客様も多く、CATIA V5に関しまして、これまでもいろいろとご相談をお受けしています。その中で、「CATIA V5でこんなことできますか?」というご質問を結構受けするのですが、実は、答える側からしますと、何のためにそのような機能を必要とするのか?というところがわからないとなかなかお答えしにくいものです。ということで、よくよくお話を聞きますと、既にご導入いただいているCATIAのモジュールで対応できる場合もあったりすることから、第1回の「CATIA V5を使い倒す勘所」は、「既導入機能の活用」について考えてみたいと思います。
まず、既にCATIA V5をご購入のお客様には、殆どが、個々のモジュール毎に購入するよりは、いくつかのモジュールをまとめて、やや安価なパッケージをご購入されていると思います。実は、このパッケージをご購入いただいているお客様にアンケートをさせていただき、CATIA V5のどの程度の機能、つまりCATIA V5のどのコマンドをお使いかをお聞きしたことがあります。その結果は、パッケージに含まれている全コマンドに対して、約20%から多い方で30%しかお使いになられていないという結果でした。つまり、ひょっとすると、もっと使える機能があるかもしれない。と、いうことかもしれません。
ということで、また、あるお客様で、CATIA V5をお使いの方々全員に次のようなご質問をさせていただくことができました。
1.現在、CATIAで、主に利用している機能は何ですか?
2.現在、CATIAを使っていて、使ってみようと思ったが、使えなかった機能はありますか?
3.現在、CATIAを使っていて困っていることはありませんか?
4.CATIAでこんなことができたらいいな!と思われる機能はありますか?
これらの質問の結果、多くに回答をいただき、確かに、現在のCATIA V5ではできないこともありましたが、困り事や、使いたい機能の回答等の約40%近くは、既存のCATIAで対応が可能で、そのためには、操作のリフレッシュ研修や、操作手順を標準化することで、対応できるのではないかということが見えてきました。
CATIA V5の最初の研修では、習っていたが、長年その機能を使っていなかったので、操作を忘れてしまったとか、初期研修段階では、あまり使われないと考え、研修されていなかった機能など、洗い出してみて、ブラッシュアップ研修を企画したり、反対に長年CATIAを使い込むうちに、操作手順が偏ってくるなど、もう一度CATIAの利用環境を見直してみることで、さらに効率的な設計作業が行えるようになると思われます。
よって、結論です。「既導入CATIA V5をもっと使い倒してみませんか?」

CATIA V5の機能の詳細は、ホームページの[CATIA V5の機能詳細]を参照ください